1. B♭管トランペットとC管トランペットの移調(記譜音と実音)
標準的なB♭管トランペットは移調楽器であり、楽譜に書かれた音(記譜音)より長2度(半音2つ分)低い実音が鳴ります。記譜のC4(開放)を吹くと実音B♭3(233.08 Hz)が鳴ります。オーケストラやピアノの基準音A4(440 Hz)にチューニングする場合は、B♭管では記譜のB4(2番ピストン)を吹きます。C管トランペットでは記譜音と実音が一致します。
低音F♯3からハイC(C6)まで、音符をクリックするとピストン運指・基準音再生・音程のクセを確認できます。
トランペットは3本のピストンで7段階の管長(開放〜1+2+3)を作り、それぞれの自然倍音列(第2・3・4・5・6・8倍音)を共鳴させて演奏します。運指をクリックして倍音列の配置とアルペジオを確認しましょう。
標準的なB♭管トランペットは移調楽器であり、楽譜に書かれた音(記譜音)より長2度(半音2つ分)低い実音が鳴ります。記譜のC4(開放)を吹くと実音B♭3(233.08 Hz)が鳴ります。オーケストラやピアノの基準音A4(440 Hz)にチューニングする場合は、B♭管では記譜のB4(2番ピストン)を吹きます。C管トランペットでは記譜音と実音が一致します。
各ピストンの抜差管は、開放管に対して単独で押したときに正しい音程になるよう設計されています(2番=半音1つ、1番=半音2つ、3番=半音3つ)。1+3(D4)や1+2+3(C♯4・F♯3)のように複数のピストンを同時に押すと、すでに1番管で全長が伸びているため、3番管の追加分だけでは物理的に管長が足りなくなります。薬指で第3抜差管を1.5〜2.5cm抜くことで正しいピッチに補正できます。
3本のピストンにより、0(開放)から1+2+3(-6半音)まで半音ずつ下がる7段階の管長が得られます。トランペットのすべての音は、この7種類の管長のいずれかと、唇の振動・息のスピードで選ぶ自然倍音(第2・第3・第4・第5・第6・第8倍音)の組み合わせで成り立っています。